「10月11日はマンドリンの日!」動画フェスin北海道2023
「マンドリンの日」をご存じですか?
一般社団法人日本マンドリン連盟が2017年に、創立50周年記念事業として定めました。
連盟会員より数多くの案をいただいた中から、マンドリン界に多大な貢献をされた武井守成(たけい・もりしげ)氏の誕生日にあたる10月11日を、「マンドリンの日」としました。
武井守成ってどんな人?
1890年(明治23年)10月11日生まれの作曲家で、指揮者でもあります。
詳しくは、一般社団法人日本マンドリン連盟のホームページより、「マンドリン略史-6~7 武井守成とO.S.T. (S.M.O)」(外部リンク)をごらんください。
北海道の、バラエティに富んだ演奏動画がせいぞろい!
この広い北海道にも、マンドリン愛好家はたくさんいます。
北海道各地で、団体、個人、グループ等で活動している演奏者がいることを、多くの皆様に知っていただきたい!
そこで、北海道の愛好家によるマンドリン演奏動画を集めてJMU北海道支部のホームページ上で一挙公開する、動画フェスを企画しました。2021年に初めて開催し、道内外、多くの皆様にご覧いただきました。
→2022年の動画フェスはこちら →2021年の動画フェスはこちら
今回はソロ、一人で重奏、社会人団体など13組の皆さんがエントリー。自作曲、編曲もの、マンドリンオーケストラのために書かれた曲など、バラエティに富んだ選曲で皆様に楽しんでいただきたいと思います。
参加者のみなさま
1.旭川市民マンドリンアンサンブル
2.北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」創立100周年記念演奏会:OBステージ
3.マンドリンアンサンブル アリエッタCOTT
4.釧路マンドリンアンサンブル
5.Sound-Hole
6.そうご
7.マンドリン×ギターデュオ森羅万象
8.kokon
9.ながえわかこ
10.小樽サロンマンドリーノ
11.北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」創立100周年記念演奏会:現役ステージ
12.プレットロ ノルディコ
13.函館北方マンドリンクラブ
それでは、ごゆっくりご覧ください!
第50回定期演奏会に向けて、クリスマスキャロルを演奏
旭川市民マンドリンアンサンブル「オー・ホーリー・ナイト O Holy Night」
A.Adam 作曲/武藤理恵 編曲
旭川市の社会人団体、「旭川市民マンドリンアンサンブル」です。
高校生からベテランまで、合奏大好きなメンバーが集い、毎週水曜日19:00~21:00、旭川市中央公民館で練習しております。
旭川や近郊にお住まいの方、いっしょに合奏を楽しんでみませんか?
動画は、練習の様子です。
曲はアドルフ・アダン作曲のクリスマス・キャロル、「オー・ホーリー・ナイト」です。
定期演奏会で演奏する予定のうちの、一曲です。
今年の定期演奏会は、第50回となります!
2023年11月4日(土)18:30より、旭川市大雪クリスタルホール音楽堂にて開催予定です。
皆様のご来場を、お待ちしております!
創立100周年!OBによる演奏
北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」創立100周年記念演奏会:OBステージ
優雅な幻想曲「アウロラ」
ローラン・ファンタウッツィ作曲
1923年の関東大震災から100年の節目を迎えました。
当時の北大ソキエスタ・パストラリスが主催で震災の義捐音楽祭活動を行ったのが、現在まで続く「アウロラ」の出発点になったものと思われます。
当時を振り返った創立の原点になる一曲を演奏することになりました。
オリジナルアレンジにギターのアドリブが冴え渡る
マンドリンアンサンブル アリエッタCOTT
X JAPAN「フォーエバーラブ」
YOSHIKI 作曲/一戸妙子 編曲
マンドリンアンサンブル アリエッタは2014年に5人からスタートしました。
現在は専属司会者や専属ボーカリストも含め、約20人です。
札幌市北区篠路で、ひっそりと身を隠すように練習をしています。
年に一度、こじんまりとしたコンサートや、訪問演奏、
それと、メンバーの思い出を綴る目的として2年位前からYouTube配信など
本当に地味な活動のアリエッタです。
この度、マンドリン連盟の長江さんから ご案内をいただき、とても迷いましたが、お誘いの文章の素晴らしさから人間性と熱意を感じ、我々 下手な演奏でお恥ずかしい限りですが、投稿させていただく運びとなりました。
アリエッタの特徴としましては、アドリブができるギター奏者が2人いること、他のマンドリンサークルとの掛持ちメンバーがいないこと、人間性重視なところです。
怪我やコロナ禍により、お休みしているメンバーもおりますが、今回(9月23日)16名にて札幌市(篠路コミュニティセンター)主催にてコンサートを開催させていただきました。
この度、投稿させていただく動画は、アリエッタの選抜メンバー4人による演奏です。(アリエッタCOTT)
とにかくご覧ください!
釧路マンドリンアンサンブル
お客さんと一体感半端ない「夜明けのスキャット」
いずみたく 作曲/yutaka-s 編曲
スキャット お客様たち
今年はくしマン創立50周年の年!
私達は昭和48年に「カリンカマンドリンクラブクシロ」として結成。その後現在の「釧路マンドリンアンサンブル」と改名。
社会人の団体ならではの様々な問題を抱えながらもそれを乗り越え今日までやってこられた事は、皆様の温かいご支援ご指導があったからこそと感謝している次第です。
さて、映像のコンサートは4年前の2019年に行われた演奏会です。
400人近くの来場者がほぼ全員合唱してくれました。その感動の記憶がいまでも忘れません。コロナ前ではこんなこともできたのですねぇ~。
そして今年、10月29日(日)に創立50周年演奏会を行います!またお客様と一体になれるコンサートを目指して頑張ります!
今の気分をメンバーの自作曲で
Sound-Hole 「歩いていく」
ながえわかこ 作曲
昨年秋に練習を再開できるようになり、今年はマンドリン四重奏演奏会の他に、マンドリン音楽祭にも参加できました。
メンバーが道内に点在しているので、集まって練習するだけでも、イベントみたいなものです。
「やっぱり合奏って楽しい!」と思いながら、細く長く、演奏活動を続けています。
「歩いていく」はメンバーによる自作曲で、マンドリン音楽祭で演奏した曲です。
前日練習の録音から、ビデオを作りました。
ちょっとやんちゃな弾き方は、わたしたちの今の気分を表現しています。
2021年に続いてバッハで参加
そうご「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番より アルマンド-ドゥーブル」
J.S.バッハ 作曲
「BWV1002ぜんぶ弾く」プロジェクト2年目!
音の重なりや声部の扱いなど、マンドリンらしさを追求した演奏になってます!よろしくお願いします!
マンドリンとギターが奏でる、北海道ならではの一曲
マンドリン×ギターデュオ森羅万象「ヤイシャマネナ」
星義雄 作曲
札幌市を中心に活動するマンドリン×ギターデュオ森羅万象です。顔が似てるとよく言われますが兄弟ではありません。
今回動画フェスに参加する曲は「ヤイシャマネナ」です。
この曲は、アイヌの即興的抒情歌がモチーフになっていて、とても繊細な表現が求められる曲です。
2022年のマンドリン音楽祭でも演奏しましたが、素敵な曲なのでせっかくなのでもう一度演奏を収録してみました。
マンドリンとマンドラはすてきな友達!一人で二重奏
kokon 「Amigas」
José Antonio Zambrano Rivas 作曲
1965年生まれのベネズエラ出身の作曲家、ホセ・アントニオ・サンブラーノによるマンドリンとマンドラのためのデュオ曲。
タイトルの「Amigas」とは、スペイン語で女同士の友達という意味。
ちなみによく聞かれるamigo(アミーゴ、複数形はamigos)は男同士の友達を指す。
「嬉しい時も、悲しい時も、いつも一緒にいる気の合う友達。
時には意見が合わなくて言い争うこともあるけれど、最後は仲直り。
私たちは、お婆さんになっても親友だから。」
そんなイメージでこの曲を弾いてみました。
そういう曲を一人で奏でるってのも、なんだか寂しいですけどねぇ。
たまに一人で演奏して動画をアップしています。
数は少ないですが、気が向いたら下記よりお聞きください。
スピッツの歌を一人四重奏で
ながえわかこ スピッツ「ヘチマの花」
草野正宗 作曲/ながえわかこ 編曲
【記憶のジュークボックス】
とても暑かったこの夏、ふとある歌を思い出して、ずっと脳内再生していました。
まるで、ジュークボックスからターンテーブルに上がった、一枚のレコードのようでした。
「ヘチマの花」
日本のロックバンド、スピッツのアルバム『空の飛び方』(1994年)収録の一曲です。
記憶の底にあった懐かしいあの歌を、マンドリンで“歌って”みたいと思い、歌本のギターコードも参考にしながら楽譜に書き起こしてみました。
YouTube「ikekomandolin」のチャンネルでは、「いけこが作ったマンドリン曲」「オデルマンドリン教則本を弾いてみた」「マンドリンでルネサンスを弾く」など、いろいろな再生リストがあります。
お時間ありましたら、ごらんください!
演奏会のリハーサルより、心洗われる一曲をどうぞ
小樽サロンマンドリーノ 間奏曲「修道院の庭にて」
A.W.ケテルビー作曲/R.マルトー 編曲
2023年9月23日(土)小樽市民センター「マリンホール」にて開催した、小樽サロンマンドリーノ第32回定期演奏会の礼奏として演奏。
演奏会本編は録音のみで、録画は無しのため、リハーサルで収録した演奏動画でのフェス参加です。
フルート、打楽器賛助のおかげもあって、本番はなかなか良い演奏になった、と指揮者も満足の出来だったよう。
録音CDを聴くのが楽しみです。
「アウロラ」現役部員の一致団結
北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」創立100周年記念演奏会:現役ステージ 「海の組曲」
アメデオ・アマデイ 作曲
今年で創立100周年を迎える北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」は、長い歴史の中で様々な人が交わり、様々な音楽を作り上げてきたことと思います。新型コロナウイルスの流行に伴い活動を大きく制限され、部員数も減少し苦しい時期を過ごしてきたアウロラではありますが、制限も解除されつつありサークルにとって希望の光が見え始めました。本日の演奏会に向けて、メンバーは一致団結して自分達が演奏できる最高の音楽を目指し、日々練習して参りました。これからも、人数が少ないからこそ周りの音をよく聴き、互いに通じ合った音楽を作ることができると信じ、時には楽しさを、時には苦しさを分かち合いながら努力を積み重ねていく所存です。本日は皆様に響く演奏ができるように、アウロラ現役一同心を込めて演奏いたします。まだまだ未熟ではありますが、お楽しみいただければ幸いです。
昨年の定期演奏会から…穏やかで美しい一曲
プレットロ ノルディコ 杜の鼓動より「魂の還る場所」
丸本大悟 作曲
来年(2024年)30回目の定期演奏会を迎えるマンドリンオーケストラです。
大学や高校でのマンドリン経験者が多く、毎週土曜日に和気あいあいと楽しく練習しています。
今回の動画は昨年(2022年)の定演での一曲です。
(今年の定期演奏会は11月26日です→コンサート情報はこちら)
創立100周年の記念演奏会!
函館北方マンドリンクラブ 「序曲 ハイムライゼ」
K.ヴェルキ 作曲
大正12年に誕生した函館北方マンドリンクラブは、今年で創立100周年を迎えました。
その記念すべきコンサートを8月19日(土)函館市芸術ホールにて開催いたしました。
クラブのOB・OGの他、札幌や青森など今まで交流のあった団体から多数の友情出演があり、記念演奏会に相応しく、出演者総勢65名によるビッグコンサートとなりました。
第1部は、札幌と青森から3名の賛助指揮者を招いてのマンドリン合奏ステージでしたが、中でもこの「序曲ハイムライゼ」は、フルート、オーボエ、クラリネット×2、ファゴット、さらにはティンパニも加わり、全国でも希少と思われるフルパートでの演奏となりました。
この熱演を一人でも多くの皆さんに聴いていただきたいと思います。
「10月11日はマンドリンの日!」動画フェスin北海道2023 は、いかがでしたか?
参加者の方々が利用しているYouTube等では、他にもマンドリンの演奏動画が多数紹介されております。ぜひご覧になって、各団体および個人の演奏、多様なレパートリーをお楽しみください。
生で聴いてみたい曲、演奏者の方にとっては弾いてみたい曲が、みつかるかもしれません。
また、当ホームページ「北海道のマンドリン」の、コンサート情報をチェックしてみてください。コンサート会場に足を運んでいただき、生のマンドリン演奏に触れていただければ幸いです。
このイベントページを気に入っていただけましたら、リンクを貼ったりシェアしたりして、ぜひ多くの皆さまにお知らせください。